過去ログ - ほむら「ついかっとなって一巡目の世界にループしちまった・・・」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga sage]
2011/09/15(木) 00:26:25.30 ID:0K/e0TF30
まどか「マミさん、杏子ちゃんですよ!?ほら、落ち着いてください!」

杏子「マミ・・・まどかから事情は聞いたよ・・・驚いたよ・・・まさかあたしら、騙されてたなんてな・・・ははっ・・・」

まどか「わ、わたしもびっくりしました!!」

マミ「・・・それなら解かるでしょ・・・もう・・・皆死ぬしかないのよ・・・もう・・・あなたも・・・わたしも・・・!」

杏子「・・・マミ」

杏子「・・・ほむら、離してやってくれ」

ほむら「でもっ!!」

杏子「お前は時間停止を使って、まどかとどっか遠くに行ってろ・・・こいつはあたしが面倒を見るからさ」

ほむら「!?馬鹿言わないで!!そんな勝手な事、許されると思っているの!?」

杏子「大丈夫だよ・・・ワルプルギスの夜は必ず倒す。それこそ魔女に成ったってな・・・だから、頼む。此処はあたしに任せてくれないか?」

ほむら「・・・解かったわ。但し、下手を打ったら、私は貴方を決して許さない」

杏子「あぁ・・・」

カシャッ

杏子「さてと、それじゃぁ邪魔者が消えた訳だ・・・どうだよ、マミ。大勢よりも、二人っきりの方が落ち着くだろ」

マミ「杏子・・・わたしたち・・・騙されていたのね、QBに・・・」

杏子「あぁ・・・」

マミ「魔女は人間の害悪だと思って、それを倒す魔法少女というヒーローである事が、わたしの生き甲斐だった・・・
でも、中身はそうじゃなかった・・・わたしたちが、魔女だったのよね・・・」

杏子「・・・そうだな。結果的に、あたしらは魔女になっちまう・・・あたしの方が、正解だったって訳だ」

マミ「そうね・・・杏子の方が正しかった・・・わたしたちは人間に害を与える魔女の卵・・・
わたしなんて――結局――!!」パシン

杏子「・・・てめぇ・・・本気でそんなこと、思ってんのかよ・・・」

マミ「――だってそうじゃない!!わたしたち魔法少女は魔女を産むのよ!!皆、皆死ぬしかないじゃない!!」

杏子「そうかい・・・言っても解からねぇぶっ叩いても解からねぇ馬鹿となりゃ」

杏子「後は殺しちゃうしかないよねぇ!!」

マミ「良いわ、貴女を殺して、暁美さんも鹿目さんも殺して!わたしも死ぬ!!」

杏子「やってみなよ、あんたに出来るかな!」

マミ「舐めないでよ!経験は、貴女よりもずっと上なんだから!!」

杏子「そうかい――つってもあんたは一度あたしに負けているけどなぁ!!」

マミ「あの時のようにはいかないわ・・・今度こそ、今度は、今度は!!」

杏子「・・・ちっ!!」

マミ『わたしだけは、貴女を傷付けたりしない・・・!』

杏子「――そうかよ!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

杏子「ぐっ!!」

杏子「・・・あんた言ってたじゃないか・・・その力で、誰かを救えるんだって・・・」

マミ「・・・あんなことになるなんて知っていたら――こんな力なんて、要らなかった・・・!!」

マミ「あのとき・・・パパやママと一緒に死んでいれば・・・!」

杏子「・・・!!」

マミ「もう・・・終わりにしましょう・・・何もかも・・・悪い夢だったのよ・・・何もかも・・・」

杏子「・・・へっ。聞き分けがねーにもほどがあるぜ・・・マミさん」

杏子「・・・・・・ロッソ・ファンタズマ」


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