過去ログ - ほむら「ついかっとなって一巡目の世界にループしちまった・・・」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga sage]
2011/09/15(木) 00:32:07.17 ID:0K/e0TF30
だが、それらはワルプルギスの夜の一撃に呑まれてしまう。

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 哂うワルプルギスの夜を囲むように、八筋の黒炎が放たれた。

まどか「え?」
マミ「え?」

 二人の射撃を辿り、黒炎は、宙を這って、食らい付く。

 だが、黒炎が二人に届く事はなかった。

杏子「ロッソ・ファンタズマ!!」

 杏子の作り出したマミとまどかの幻影によって、黒炎は行き場を迷い、やがて無能に川へと落ちる。

杏子「駄目元だったが利くんだな・・・ほら、あんたらもちんたらしてんなよ、死ぬぞ!!」

 杏子が分身する、かのように見える。巻き上げられるビルを伝って、ワルプルギスの夜の使い魔を薙ぎながら、持ち前の超人的な身体能力を
使って、突撃する。ほむらもだ。両手で拳銃を巧みに使い、使い魔を駆除しながら、ワルプルギスの夜に接近している。そして、両手の拳銃を投げ捨てると叫んだ。

ほむら「杏子、槍を!」

 杏子は躊躇い無く新に槍を召喚すると、ほむらへと槍を投げた。使い魔を貫き、ほむらへと槍が渡ると、ワルプルギスの夜を翻弄するためのほむらの分身を幾つか作った。

杏子「ぐっ・・・これはちょっと・・・きっついかな・・・」

杏子の嘆きを拾ったほむらは、時間停止すると杏子に近付き、杏子の体を抱いて近くのビルに降りると、時間を解いた。

ほむら「無理をしないで。これ、グリーフシード」

杏子「サンキュ。これでアンタの今までの無礼もチャラにしてやるよ」

ほむら「ふん、吠えられるなら、必要無かったかしら?」

杏子「がるるる!!」

二人は再び、ワルプルギスの夜へと跳躍した。

マミ「――貴方達、離れなさい!!」

まどか「いっくよー!!」

マ・ま「「ティロ・フィナーレ!!」」

 マミとまどかの一撃が混ざり合い、ワルプルギスの夜へと到達する。間近でそれを見ていた二人は、その一撃が、ワルプルギスの外殻に皹を生じさせたのを見止めた。

杏子「ほむら、槍を投げろ!!」

ほむら「言われなくても!!」

 互いの槍が、皹へと投じられる――


 パリンッ



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