15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/09/15(木) 07:29:27.22 ID:WXt/fxCKo
唯『高校の時は毎日部室でムギちゃんの淹れてくれたお茶を飲みながら、
みんなでおしゃべりしたり、遊んだり、美味しいお菓子食べたり……』
ーーあの、練習は?
唯『あはっ、練習しろってよく澪ちゃんとあずにゃんに怒られてたなぁ。なつかし』
ーーあはは、その頃の話は梓からも聞いてます
……その頃のことを思い出しながら曲作りをされたんですか?
唯『うん、あの頃のこと思い出したら、毎日よく笑ってたなあって。
それに、5人で音を合わせたら、なんていうか、世界がすっごくきらきらしたの。
その、きらきらした感じを歌にできたら素敵だなって…………
いつの間にかキーを叩く手は止まってしまって、
ぽろぽろとこぼれる涙がノートに大きな染みを作っていた。
視界がひどく濡れて、モニタの文字を読むこともままならない。
それでも音声ファイルを止める気にはなれなくて、
しゃくり上げながら唯先輩の声を聞き続けた。
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