8: ◆3/LiqBy2CQ[sage]
2011/09/15(木) 20:04:13.28 ID:+wTNpPwyo
唯「――あ、はい、そうです。明日? 大丈夫ですか? ありがとうございます!」
――割り勘で飲み屋の支払いを終え、蒸し暑い外へと踏み出してすぐ、唯ちゃんは電話をかけていた。
私とのことをそれくらい優先してくれたんだというのは素直に嬉しい。
こっそりと微笑む私の後ろで、りっちゃんが情けない声を出した。
律「うへぇ。しかし暑っちぃなー」
澪「だな……」
梓「蒸し暑い感じですよね、まだまだ」
晩夏と呼ばれるこの季節の夜は暗く静かで、でもまだまだ夏の熱気は抜け切らず、大体の人はまだ半袖で過ごす。
律「ムギは長袖で暑くないのかー?」
紬「鍛えてますから」
……私のように、肌を晒したくない理由のある人もいるだろうけど。
紬「それにお酒で余計暑く感じるのもあるかもよ?」
梓「あぁ、それはあるかもしれませんね……私はむしろトイレが近くなるんですが」
澪「ははっ。あまり立ち話すると梓に可哀相だな」
梓「み、澪先輩!」
唯「おまたー」
梓「唯先輩まで!!」
唯「え!? なに!?」
律「梓、それは被害妄想だ」
澪「だいぶ回ってるなぁ」
紬「……うーん…」
電話を終えて戻ってきた唯ちゃんに尋ねてみようかと思いながらも、だいたいの会話は漏れ聞こえていたので悩む。
でも私からお願いした以上、形だけでも尋ねるのが普通だよね。
紬「あの、唯ちゃん」
唯「あ、ムギちゃん、明日でいい? 明日なら普通に休んでいいって」
紬「あ、うん……ありがと…」
あっさり返され、ちょっと拍子抜け。
唯ちゃんのマイペースぶりが変わらないのか、それとも私が変に距離を取ってしまっていたのか。答えは……きっと両方。
……そうだよね、こんな些細なことで悩むなんて私らしくない。このメンバー相手に悩むことなんてあるはずないのに。
唯「というわけでみんなー、明日はデートだから邪魔しないでね!」
律「しねーから。ま、唯じゃないけど明日のこともあるしそろそろ解散かー」
梓「そうですね。近々また演奏の方で集まれるんですよね?」
紬「うん。もう時間もだいぶ取れるようになってきたから」
澪「じゃあ日程についてはいつものように調整しとくよ」
唯「よろしくー」
律「おし、んじゃ解散!!」
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