過去ログ - 岡部「交わした約束」ほむら『忘れないよ』
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110: ◆4soo/UO.k6[saga]
2011/09/16(金) 04:56:50.15 ID:JKskC6Aqo

ほむら『前もって話しても、
    信じてくれた人は今まで一人もいなかったわ』

ほむら『あいつは酷いとさえ思っていない。
    人間の価値観が通用しない生き物だから』

ほむら『何もかも奇跡の正当な対価だと、そう言い張るだけよ』

ほむら『奇跡であることに違いはないわ。不可能を可能にしたんだから』

ほむら『美樹さやかが一生を費やして介護しても、
    あの少年が再び演奏できるようになる日は来なかった』

ほむら『奇跡はね、本当なら人の命でさえ購えるものじゃないのよ。
    それを売って歩いているのがあいつ』

ほむら『感謝と責任を混同しては駄目よ。貴女には彼女を救う手立てなんてない』

ほむら『引け目を感じたくないからって、借りを返そうだなんて、
    そんな出過ぎた考えは捨てなさい』

ほむら『そうね……きっともう人間じゃないから、かもね』


学校の屋上、まどかはほむらに疑問をぶつけていた。
その応答もまた、理論的で、理知的で、隙のない言葉で埋め尽くされる。

そこに、人間としての感情があるか、ないか、それは置いといてだ。
あるいは、紅莉栖なら……何か別の解を導き出せるか?
見ると、何やら考え込んでる様子である。
がんばれ紅莉栖!こうなったらお前だけが頼りだ!


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