過去ログ - 岡部「交わした約束」ほむら『忘れないよ』
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◆4soo/UO.k6
[saga]
2011/09/16(金) 05:46:24.12 ID:JKskC6Aqo
――第九話 そんなの、あたしが許さない――
今、何時頃だ?
途中から時間の概念を忘れていた。
外はまだ大雨なんだろうか?
喉が渇いたので、俺は立ち上がって冷蔵庫を開けに行く。
紅莉栖「岡部、私にもドクぺ」
こいつ、顔も目も画面に向いてるくせに、
しっかりと、俺が何をしようとしているか観察してやがる。
俺の助手はお前なんだから、本来逆の立場でないとおかしいのに……。
とは言えずー、静かに冷蔵庫からドクぺを取り出し、
紅莉栖の元に持っていく。
紅莉栖「サンクス」
目を見て言え、目を。こっち見ろ。
まあ、目が離せない理由が理由だから何も言えないんだけど。
そうだな、何から考えようか。
画面に映るのは、
かつて、
人間だったケモノ。
魔女。
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