過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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218:ほむマミ派(さやかは仁美に二度驚かされました)[saga sage]
2011/10/04(火) 21:27:36.15 ID:3HIJ+RHLo


さやか「……役に立たなかったね、あたしじゃ。申し訳ない」

 意味もなく謝ってしまうさやか。仁美はとんでもない、といった顔をして話し出す。

仁美「こちらの都合でお誘いしたのですから、そんなお気遣いは要りませんわ。
    それに言ったじゃありませんか、力が及ばなかったのはわたくしの方ですのよ?」

さやか「いや……なんか、そうやって優しい事言われるのも辛いっていうか……」

 今の今まで意識から離れていた事柄が、さやかの脳裏にまた浮かび上がる。
 
さやか「あたしね、この前、振られちゃってさ……今日もダメダメで早退させられちゃって……」

 また涙が出てくる。本当にどうしようもない涙腺だ、全く。
 そんなさやかの様子を見て仁美が静かに放った一言に、さやかは衝撃を受けた。

仁美「佐倉杏子さん、ですわね?」

さやか「え? なん……で?」

 さやかは仁美に対しては杏子のことを、「友人、ルームメイト」としてしか紹介していない。  
 
仁美「……一度街中でお見かけしましたの。こちらの胃にキリキリ来る程の仲睦まじさでしたわ、本当に」

 心の底から来ている発言だとわかる。微笑みは崩さず、威圧感も仁美からは感じられないけれど。

さやか「そ、そんな、だって仁美には恭介が……」

仁美「わたくし、いつ誤解を正そうかと思っていたのですけれど……」

 そう言って、仁美は大きく息を吐き、吸い込んだ。

仁美「わたくし、恭介さんとは、『恋人同士』という関係ではありませんし、今まで恋人関係だったこともありませんの」

さやか「」


 絶句するしかない。美樹さやかにとって、今日一番のサプライズ。


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