過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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231:ほむマミ派(さやかは仁美に質問をしてみました)[saga]
2011/10/08(土) 17:22:26.47 ID:k+xhFttAo


さやか「……ねぇ、仁美」

仁美「何でしょう?」

さやか「ちょっと意地悪な質問してもいい?」

 仁美は一体何だろう? という表情でさやかを見る。

さやか「もし、まどかが仁美に今の状況を相談しに来たとしたらさ、
    仁美はなんて言って答えるのかな?」

仁美「……随分と余裕がおありですのね、さやかさん」クスッ

さやか「いや、あたしに親身になってくれてるけど、まどかだって仁美の……」

 さやかの言葉を仁美は手で制した。

仁美「それって物凄いマナー違反ではありませんこと?」

さやか「うん、わかってて訊いてるの。
    落ち着いて考えて答えてくれる友達なんて、
    仁美くらいしかいないし、あたし」    

 オムレツの感想のお礼としてお願い、とさやかは付け加えた。
 仁美はそれを聞いて、またクスッと笑い、考え込む。

仁美「今の段階で……いや、
   そもそもまどかさんがわたくしのところにそんな相談事を持ち込まれるとは思えませんけど」

さやか「そうなんだけどさ、訊いてみたいなって思っちゃってね……」

 さやかは窺うような顔付きで仁美の方を見る。
 それを見て、仁美は「仕方ありませんわね」と苦笑した。

仁美「さやかさんは御自分でもお気づきの通りの優柔不断な方ですから、
   今の内に杏子さんとの仲を徹底的に深める様、言うと思いますわ。
   それと同時に、さやかさんとの仲がおかしくなることを覚悟した上で」

 さやかは仁美の返答を聞いて、ほんの少し笑みを浮かべた。
 
仁美「何か面白いことを言いましたかしら? わたくし」

さやか「いやぁ、ここまでバッサリ言われるのって、
    なんでかはわからないけど気持ちがいいなぁって……」

仁美「お世辞にも良い趣味とは言えませんわね、それ」

 二人して同時に声を上げて笑う。大きな声で、心の底から。
 今日、さやかが仁美の家に招かれてから初めてのことだった。


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