過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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272:ほむマミ派(少女の家に再び上がる杏子)[saga]
2011/10/18(火) 23:45:47.34 ID:fhsXvxFAO


少女『マフラーで口元がすっかり覆われてる杏子ちゃん可愛い』

 少女が玄関のドアを開けてくれ、開口一番こう言った。
 杏子はマフラーを外して、お返しを考える。

杏子『……どうもありがとう。そしてお邪魔致します』

少女『あれ? いつになく素直だね?』

杏子『あたしは素直だよ、いつも』

 目の前に少女の「母」もいるというのに、少女は普段通りだ。
 杏子は危うく「好き」という言葉を口にしそうになった自分にヒヤヒヤしたのだが。

継母『貴女たち、いつもそんな感じなの?』クスクス

杏子『ご挨拶が遅れました。本日はお招きに預かり……』

継母『いいわ、そういうの。歓迎します。よく来てくれたわね』

 微笑みながら女性は言う。
 機嫌が良さそうで、杏子も一安心した。

継母『私は仕込みがあるので、この子の部屋で寛いでいてね?』

 それだけ言って、リビングのドアを開けて、女性はその中へと消えていく。
 
杏子『いいお母さんだね』

少女『……うん、私もそう思う』

 少し照れた様子で少女が言う。

 よし、もう少し恥ずかしがって貰おうか。

杏子『……ああ、忘れてた。「好き」だよ』ニコッ

少女『ちょ、ちょっとぉ』カァーッ

 頬をリンゴのように紅くする少女の反応で、玄関先でのやり取りは締めくくられた。


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