過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(自宅まで車で送り届けてもらう杏子)
[saga]
2011/10/21(金) 23:28:51.26 ID:fIhGU4MAO
継母『狭苦しい車でごめんなさいね?』
杏子『いえ、そんなことないです』
二座しかないスポーツカーだった。
自分の真後ろから聞こえてくるエンジン音は、
今まで耳にしたことがなかった類の音で、杏子の気を少しだけ紛らわす。
別れ際の少女はあっさりとした態度で、「じゃ、またね」と微笑んで手を振ってくれた。
杏子は自分が相応しい態度を取れていたかどうか、自信が持てないままだ。
継母『……杏子ちゃん、どうかした?』
二人きりだ。訊くなら今しかない。
杏子『あの、初めてお会いした時のことなんですけど……』
継母『うん、それで?』
前をしっかりと見ながら、女性が聞き返してくる。
杏子『「懲りないのね」、って何のことだったんですか?』
継母『……そのことについても、杏子ちゃんとお話するつもりだったの』
女性は特に様子を変えることなく、返事をしてきた。
継母『あの子が学校に通ってない理由は聞いてる?』
杏子『いえ、聞いてません』
継母『そう。じゃあ、ここからは杏子ちゃんに選んで貰わないとね』
杏子『……どういうことですか?』
継母『聞くか、聞かないか』
杏子は少し迷う。
杏子『聞かせて下さい』
女性は意外そうな表情をする。勿論、運転する姿勢はそのままで。
継母『あの子に直接訊けない?』
杏子『……』
継母『ごめん、意地悪な言い方になっちゃった。
……貴女、優しいから訊かないでおいたのよね?』
杏子『いえ、そんな……』
一呼吸置いて、女性が口を開いた。
継母『端的に言うと、閉じ込められてるの、あの子。あの家に』
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