過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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338:ほむマミ派(部下と語らう暁美課長)[sage saga]
2011/11/12(土) 19:34:57.58 ID:yg40H87Ao


ほむら「……初めてじゃない? 貴女がそんなことを言うのって」

 自分のことで申し訳ないのですが、とモブ畑は前置きした。

モブ畑「身体を壊すまでの自分と、今の課長がなんとなくダブって見えまして。
    一人でやってる、一人でやれてる、というか……」

ほむら「身の程知らず、ってこと?」

モブ畑「違います。モブ崎や、美樹や、鹿目や、自分をもっと頼って貰えたらな、と」

 彼女たちは帰ってしまいましたが、と苦笑しながら言う。

 モブ畑は柔道選手としてのスポーツ入社だったが、半年前に左ひざを壊し、現役を引退した。
 文字通り、『後が無くなった』社員である。彼女には最高に失礼な表現ではあるけれど。

ほむら「そうね。……でも、デートの邪魔は出来ないじゃない?」

モブ畑「ですね。自分もデートしたいです」

 しばらく二人して笑う。多分、初めてのことだ。

モブ畑「……しかし、本当にデートなんでしょうか? 鹿目は」

ほむら「どうしてそう思うの?」

 言うか、言うまいか、迷いの表情をモブ畑は見せる。これも、多分初めて。

モブ畑「全然嬉しそうじゃなかった。むしろ、苦しそうにも見えました」

ほむら「……そう。モブ畑さんが言うのなら、そうかもしれないわね」

モブ畑「こういう時、自分も女なんだな、と思います」

 そう言って、慎ましやかに苦笑するモブ畑の笑顔は、年下の私が言うのもなんだが、可愛らしい。


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