過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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357:ほむマミ派(見つめまどか)[sage saga]
2011/11/18(金) 23:45:37.72 ID:71J615QAO

 ネットカフェ エリィ


 カップルルーム、だそうだ。
 といっても、杏子は美樹さやかと何度か訪れたことがあった。
 
 六畳のスペースにカーペットが敷かれ、座椅子が二つ。リクライニング機能がついている。
 パソコンデスクに、小さな折りたたみテーブルが一つずつ。

 まどかは先ほどの切迫した様子を完全に潜め、
 パソコンで動画サイトにアップされているネコの動画を眺めていた。杏子はその左隣。

まどか「可愛いねぇ、可愛いね、杏子ちゃん」

杏子「ああ、そうだね」

 生返事。
 
 様々な種類のネコが丸まって動かなくなったところを後ろから取り続けている動画。再生回数も少ない。 
 杏子からすると大変にマニアックな代物なのだが、まどかはご満悦のようだ。

 まあ、喜ばしいと思う。

まどか「杏子ちゃん、お店は繁盛してる?」

 モニターを見つめながら訊いてきた。

杏子「……ん、ぼちぼち」

まどか「また買いに行くよ、家族みんなの分」

杏子「あんがと。嬉しいよ」

 少し気持ちを込められた気がする。何せ自分の生活が懸かっているのだから。

 幾秒かの間を意識して空ける。

杏子「まどかはどう? 仕事の塩梅」

まどか「……今日も書類のミスを何度か怒られたよ。厳しいから、ウチの課長さんは」

杏子「ふーん、そ」

 なんてことない、といった感じでまどかは答えてきたが、その表情は確かに一段暗くなった。

杏子(我ながら、ひっでぇ質問……)

 でもここを確かめておかないと、次に何を喋ってよいのかすら、今の杏子にはわからない。


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