過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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361:ほむマミ派(飲みまどか)[sage saga]
2011/11/20(日) 19:58:04.96 ID:yzkC2TPAO


 何やら、たくらみ顔で杏子の方を見てくるまどか。

 手渡されたコップには、氷がいっぱいに詰められたコーラと思しき飲み物が確認できる。

「コーラじゃねーの? これ」

「まあ、飲んでみてよ」

 杏子は言われるまま、一口ストローで飲んでみた。
 なんというか、まあ、コーラだ。

「……とりあえず、コーラだよな? あたしにはそれしかわかんねぇんだけど」

「あれ? 杏子ちゃんにはこの違いがわかりませんか?」

 そう言って、まどかは杏子の方へ近づいてきた。

「ちょっと飲ませて貰ってもいい?」

「いや、いいけど……」

 杏子の返事とほぼ同時にコップを受け取り、まどかはストローで一口啜る。

「あ、間違えた」

「……何を?」

 杏子にはなんとなく話が見えてきた。
 部屋の真ん中の折りたたみテーブルには全く同じように見える、まどかの分の飲み物が置かれている。

「まどかもそういう子供っぽいこと、まだすんのな」

 杏子はなんとなく笑えてきた。まどかは恥ずかしそうな顔をする。

「うう、こんなはずじゃなかったのに」

「ちなみに本来あたしに飲ませる予定だったヤツには何が入ってんの?」

「それを言ったら面白くないよ……」

「いや、もう十分面白いって。教えてよ、あたしに」

 しょぼくれているまどかを無視して、杏子はテーブルのコップに手を伸ばす。

「あっ、ダメだよ」

 杏子の素早さには対応出来なかったようだ。
 コップを掴まれた時点で、まどかは諦め顔になって俯いてしまった。


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