過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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380:ほむマミ派(寝まどか)[sage saga]
2011/11/27(日) 14:48:46.06 ID:SRpL6lszo


「……驚愕のお腹だね」

 まどかがぽつりと言う。
 
「どういう意味?」

「余分なお肉がまるでないよ……」

 杏子は天井を見つめながら笑った。まどかが自分の方を向いて寝転がっているからだ。

 一体誰と比べてるんだい? という質問がふと思い浮かび、言葉にする前にかき消す。

「……まどかはさ、お姉さんだろ? タツヤとこんなふうに過ごしたことってないの?」

 不自然な質問だとわかっていて口にする杏子。
 
「昔はあったけど、今はないかな、流石に。わたしはともかく、タッくんはイヤがりそう……」

「ふーん。……今度誘ってみれば? 『お姉ちゃんのお腹で寝てみない?』、って」

 言いながら、杏子は吹き出してしまった。まどかも合わせて笑い、振動が杏子の腹部に伝わる。

 その震えは、こそばゆい。

「取り合ってもらえないよ、きっと。わたしに冷たいもん、今は」

「いや、たった一人の大事な姉なんだから、真剣に頼み込めばいけんじゃねーかな……」

「ふふ、杏子ちゃんは、どうしてそんなにタッくんを推すの?」

 まどかはまだ笑っている。顔を見なくても、声と振動で丸わかり。

「……こっからは聞かなかったことにして欲しいんだけど、まどかは大丈夫?」

「うん、いいよ」

 返事を受け、杏子は一度深呼吸をした。ほぼ同時に、「おぉ」、というまどかの反応。

「タツヤ、あんたのことすげー心配してたよ。心の底から心配してた」


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