過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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388:ほむマミ派(まどろみまどか)[sage saga]
2011/12/02(金) 06:10:00.35 ID:RfyOwQ8AO

 エリィ カップルルーム


 そろそろ起き上がりたくなってきた。 杏子はまどかの方を向き、声をかける。

「なあ、まどか……」

「やだ。 もう少しこのままがいい」

 杏子の腹部上から発せられる拒否の声。 まるでこちらの出方を予測していたかのような反応速度だ。

 しかし杏子は慌てない。

「もういいっしょ? あたし、このままだと寝ちゃいそうでさ」

「……わたしも眠くなってきたから、いいよ」

 いや、良くない。

 ただ、まどかの表情は本当に眠たそうで、確かに少し寝かせてやりたい気持ちにはなってくる。

 そのまどろみかけた顔付きを見続けるのが気恥ずかしくて、杏子はまた視線を逸らしてしまった。

「まどか、明日も仕事だろ? ここで寝るワケにもいかねーじゃん」

「いいよ」

 より眠たそうな返事。

「おい、『いいよ』じゃねーって。 風邪ひくから。 ……な?」

 少々厳しく、杏子は言った。 再度、妹のことを思い出しながら。

「いいよ」

「だから、よくねーっ……」

 杏子の身体にかかっていた重みが突然消え、気付くと両手両膝をついたまどかが杏子の上に跨っていた。

「へへ。 杏子ちゃん、わたしの巧みな演技力に騙されちゃったね?」

 杏子の鳩尾の真上で、まどかはニヤニヤとしている。 物凄く嬉しそうに。


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