過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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394:ほむマミ派(掴みまどか)[sage saga]
2011/12/04(日) 22:50:19.54 ID:0mG3AF6Ko


 『生まれたての子鹿アタック』、だそうだ。


 今、佐倉杏子の上に鹿目まどかが覆い被さっている。


「なあ、まどか、重……」

 重くない。 むしろ軽いくらいだ。

 比較対象を一人しか知らない杏子だったので、その軽さと、柔らかさと、暖かさを強く感じてしまう。
 杏子の胸の上に頭を置いた状態で、まどかは顔を左横に向けていた。

「杏子ちゃんからボディソープの香りがします」

「いや、訊いてねぇし、別に」

「くふふ」

 状況は杏子にとって大変に不利だ。 何故さっさと起き上がらなかったのかが悔やまれる。

「こうしてれば、風邪もひかないよね?」

「ひくぞ? 普通に」

「もう、ムードに欠けるよ、それ」

 余裕のまどか。 

 正直、この後どうしてよいのかがわからない。 杏子にはわからない。
 まどかの両手が杏子のスウェットの両脇を掴んでいて、逃げられない体勢。

 杏子の両手は自身の頭の下にある格好から動かせなくなった。

「体重とかは大丈夫なんじゃね? 多分」

「へへ、そう言って貰えると安心して食べられるかな」

「そうやって太ってくんだけどねぇ」

「や、やめて……」

 なんとか平静を装って会話を続けられている感じはするが、まどかの落ち着きぶりには敵わない。
 気づかれているはずなのに触れられられていない事柄があって、杏子は内心焦っていた。

「……杏子ちゃん、結構な速さで心臓が鳴ってるよ」

 ぼそり、と指摘されてしまう。

 まあ、言って貰ったほうが気が楽には……ならない。 全然ならない。


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