過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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427:ほむマミ派(尖りまどか)[sage saga]
2011/12/13(火) 20:29:18.66 ID:Z0rBqN/Go


「謝らないでよ、本当に謝らなきゃいけないのはわたしだもん……」

 まどかは持っているマグカップに視線を落として呟いた。 多分、マグカップなど見てはいないだろうが。

「だから、あんたとさやかがキスしたことはもういいんだって。 あたし、そのことについてはもうなんとも思ってねーから」

 半分本当で、半分は嘘。

 微動だにせず、こちらの言葉に耳を傾けている様子のまどかに、杏子は続けて話す。

「それにさ、あいつとあたしはもう他人なんだから。 ……そういうふうにさやかにも言われちまったし」

 ぴくり、とまどかが反応した。

「それって、いつの話なのかな?」

 また、打つ手を間違えたかもしれない。 杏子は慎重に次を考える。

「……覚えてねーよ。 記憶が忘れることを望んでんじゃね?」

「ショックだったから?」

「おい、えらく噛み付いてくるじゃ……」

「杏子ちゃん、さやかちゃんを追い出した理由、って教えて貰えるのかな?」

 中々の鋭さで遮られた。 まどかはマグカップをじっと見つめるポーズのまま。

 しかし、想定されていた質問であって、杏子は慌てない。

「それをまどかに話す義務はないね。 一応、さやかのプライバシーにも関わるしさ」

 理屈は通っている。 一応、理屈は通っている。

 まどかは同じポーズを保ち、難しい表情をして口を開く。 杏子は何故かイヤな予感がした。  

「質問ばっかりで悪いんだけど……、杏子ちゃん、さやかちゃんときちんとお話したの?」  


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