過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/01/10(火) 22:25:47.38 ID:sgg/4CIRo
「お待たせ」
そう言って、リビングのドアを開けると、柔らかい衝撃。
マミが抱きついてきて、私の首筋に顔をうずめてくる。 不意打ちが好きな彼女だ。
そのまま立ち尽くす訳にもいかず、彼女の耳元で囁く。
「……マミ? くすぐったいんだけど?」
「お風呂上がりのほむらさん、凄く良い匂いだから……」
くすくす笑いながら、マミは自分の鼻先を擦り付けてくる。 光栄なことだけれど、少し恥ずかしい。
彼女の吐息が首周りを暖めてきて、困るような、困らないような。
それに、私の鼻腔をくすぐる匂いの方がずっと素敵で、困るような、困らないような。
ふわっとした彼女の髪の香りが心地よい。
一度息を吐き、気合を入れて一言。
「ねえ、早く行きましょう?」
そうして、マミのことを急かすも、
「あと五分……」
のんびりとした返事。 いくらなんでも長すぎる。
マミはくすくすとしたまま、私を緩く捕縛していた。 単純な腕力は彼女の方が上だ。
背中に回されたマミの両手がこちらを優しく撫でまわしていて、正直、気持ちが良い。
身体から力が抜けそうになるのを必死で堪え、何とか言葉を纏めて口にした。
「なんだったら、ここでする?」
「ダメ。 それはダメ」
そして、より強く全身を押し付けてくるマミ。 思わず、吐息が漏れそうになる。
ふわふわして、暖かくて、良い匂いで、なんとなくケーキを連想させる素敵な感触。
クリームやら、スポンジやら、シロップやらに包まれている錯覚。
こうやって刺激を受け続けていたら、私も少しはマミのような身体つきになれるのだろうか?
ほんの少しだけそんなことを考える。 はっきり言って無意味だが、楽しい。
相変わらず、肩甲骨や背骨を沿うように撫でられ、声を出さないようにするのが辛くなってきた。
彼女とセックスをする場所は、この家では一ヶ所のみと定められているので、早くそこへ行きたい。
「……だって、今日はほむらさんと一緒にお風呂出来なかったし」
突然、マミが呟いた。 考えを読まれてしまったらしい。
「お風呂出来る、って表現、日本語としてどうなの?」
「ふふっ、わざとよ」
また、のんびりとした返事。
きっと、どうしようもなく意地悪な表情をしているに違いない。 今はマミの時間だから、抵抗する権利はない。
私の背中を撫でる彼女の両手は一定のペースでいやらしくて、気を抜くともたれ掛かってしまいそうだ。
しかし、こういう風に私を弄れ、という教えだと解釈し、甘んじて受けることにする。
現在、午後十時三十分。
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