過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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546:ほむマミ派(さやかちゃんにまどかちゃん) ◆CuwcoLXTJ2[sage saga]
2012/06/06(水) 14:16:46.44 ID:uBPt1i1AO


 さやかは言葉が出てこない。 言葉が見つからない。 肝心な時、自分はいつもそうだ。

「……あたし、あんたにひどいこと言った。 だから、それを――」

「わたしが美樹さんの立場だったら」

 また遮られた。 虚ろな笑みに胸を抉られるような錯覚を憶える。

「わたしが美樹さんの立場だったら、そんな簡単にわたしのこと許さない」

 もういいかな? と付け加え、まどかはにっこりと笑う。

 こんな攻撃的で、挑発するような物の言い方をする彼女をさやかは見たことがなかった。 本心からの言葉だとはとても思えない。

「ねえ、まど……」

「わたし、行くね。 課長に怒られるのイヤだもん」

 特別急ぐ様子もなく、まどかはロッカーに鍵を掛けてさやかを置き去りにしてしまう。



 そして、取り残された、蒼い女の子。

 でも、挫けている場合ではない。 自分にはしなくてはいけないことだらけなのだから。

 もう一度深呼吸をし、気持ちを切り替えようとさやかは努力する。


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