過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(まどあん!!)
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/07/26(木) 18:58:29.33 ID:gm4fmoEAO
「今からでも焼けるけど、どうする? 何を幾つこしらえればいい?」
結局、無難な一言に落ち着いた。
「いいよ、この出来てるのの中から選ぶから」
そう言って、まどかは保温機能の付いたショーケースをまじまじと眺め始めた。
そこから十秒間、無言になってしまう二人。 自分の左横にバイトの男がいることを、杏子はちょっぴり厄介だと感じている。
「……ねえ、杏子ちゃん、今度のお休み、いつ?」
視線はそのままにまどかが訊いてきた。 表情を慌てて整える杏子。
「来週の木曜だけど……、なんで?」
返事をした直後に唾液を飲み込んでしまった。 そんな自分が少し情けない。
「この前のお礼を企んでるんだ、わたし」
同じ姿勢であっさりとまどかが返してきた。 言葉の選び方が明らかに不穏である。
「企む、って怖い言い方だな、おい」
「んー、的を射てますね……」
同じ姿勢のまま、彼女はとぼけた返事。
まどかから真剣に品定めされている鯛焼きたちも、若干の緊張を隠せていないようだ。 杏子はそんな妙な思い込みを抱いた。
その原因にすぐ辿り着く。 隣にいるバイトが漂わせている空気のせいだ、と。
「……あんた、もう上がっていいよ」
「いや、いいっす」
「いいっす、じゃねーよ。 帰れ」
「いや、いいっす」
蹴飛ばしてやりたくなったが、まどかがいる手前出来ない。 代償行為として、こっそりと息を長く吐いた。
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