過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/08/13(月) 00:59:59.56 ID:auHrhOoAO
この髪が武器に成り得る、という自覚はある。 ない、と言ってしまうと、私はジャストにカマトトな大嘘吐きになってしまう。
しかし、活かせる機会に恵まれていたとはお世辞にも言えない過去だった。
だから、マミに、『羨ましい』、と言われる度、にやけないようにするので必死だ。
多分、今の私はだらしない顔つきになっているのに違いない。
褒められること自体にまだまだ慣れていないのもあるだろうし、慣れてはいけない、とも思っていた。
それは謙虚さではなく、真逆の感情から来るものだと自己分析している。
ここ三日ばかり、マミとの肉体的な接触がほぼなくて、若干さびしい。 身体的には実に楽なのだが、さびしい。 非常に身勝手だとは思う。
色ボケ、は流石にまずかった。 ギリギリのところを狙ったので、今回は良い勉強をしたと思えばいいのだが、さびしいものはさびしい。
見かけ上、彼女は普段通りの様子なので、謝るタイミングがなかなか見つからない。 いや、謝るのが正しいことなのかも、よくわからない。
また、息を吐く。 ここでマミと過ごす時には絶対に仕事をしない、と決めていたので、暇だ。
しかし、私は彼女の手伝いすら出来ない、お荷物状態を甘んじて受けなくてはいけない立場。
このような立ち位置を喜ぶ人も少なくないだろう。 ただ、私はそういうタイプの人種ではなかったということ。
本来の私は、臆病で、他人の顔色を窺わずにはおれない、わざわざ自分で言いたくはないが、弱い生き物なのだ。
目を瞑る。 思考パターンが明らかに望ましくないかたちを取っていて、少し脳を休ませる必要がある。
過ぎた待遇は自身を鈍らせる、ということがよくわかった。 嫌味なく、マミのご機嫌を直すには、とぼんやり考える。
まるで思いつかない。 でも、考える。 ちっともアイデアが湧いてこない。 でも、考える。
思いつかないのは、真剣に考えていないからだ、と自分を心の中で叱咤し、考える。 しかし、思いつかない。 随分と鈍い脳みそだ――
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