過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[saga]
2012/11/02(金) 21:44:53.20 ID:GlYSRWMPo
ミストサウナで肌寒くない室温に保たれたバスルームにて。
大人二人が余裕で寝そべることのできる洗い場は、マミ一人の手によって完璧に掃除が行き届いていた。
そんな快適な環境で、マミの手によって丁寧かつ素早く、背中に泡だてられたボディソープを塗りたくられている。
事務的な感じがしなくもないが、その距離感が何故か好ましい。
「腋の下を洗うから、腕を上げて?」
マミの声が真後ろから聴こえてくる。 浴室内特有のエコーが彼女の声質によくマッチしていて、聴いているだけでくすぐったい。
言われるままに腕を九十度上げ、両手を頬に当てた状態で、マミのアクションを黙って待った。
くすぐったくないように、力を加減して洗ってくれる彼女のその手際が、実にくすぐったくて、いいのだ。
我ながら、本当にバカだと思う。
「……何ニヤニヤしてるの?」
「いえ、別に何も」
「ふぅん、まあいいけど」
最近、色々と見抜かれやすくなっている気がする。 顔も見ずによくわかるものだ。
「ほむらさん、ちょっとこっち向いて」
不意にそんな言葉を掛けられたかと思うと、彼女に腰を掴まれて、半ば無理矢理にターンさせられ、対面。
企みの漏れ出た笑みを湛え、マミが無言でこちらを見つめてくる。 たっぷりと泡の絡まった両手の指をわきわきさせながら、だ。
なんとなく嫌な予感がして、両腕を下ろしてしまった。
「あぁん、どうして腕を下げちゃうの? 今の可愛かったのに」
「だって、前は自分で洗えるし……」
「ダメよ。 今は私の時間なんだから。 腕を上げなさい」
「でも……」
「上げなさい」
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