過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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642:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[saga]
2012/11/02(金) 22:10:03.70 ID:N978lvrAO


「これでいい? 舐めて確かめて頂戴」

 口の中の水分を上手くいなし、なんとか舌足らずになることなく言えた。 ほんの少しほっとする。
 マミはといえば、私の手に視線を集中させ、淫蕩まっしぐらな笑みを浮かべると、腰の動きを止めて嬉しそうにぺろぺろやりだした。

 彼女の舌遣いがたまらなく気持ち良い。 きめの細かさや、柔軟性は申し分なく、舐め方も参考にしたくなる技量を感じ取った。
 ただ、ここで声を漏らすわけにはいかないし、表情に出してもいけない。 四つん這いのマミが舐め終えるのをじっと待つ。

 しかし、十秒ほど経っても一向にやめる気配がない。 仕方なく唾液を飲み込んで、聴こえるように咳払いを一度。

「……いつまで舐めてるの? 訊かれたことに早く答えなさい」

 自分でも驚くような厳しい口調になってしまった。 マミは動じることなく、えへ、と幼い笑い声を漏らし、ようやく舌を引っ込める。

「あの……ほむらさんのよだれ、おいしいです……」

 屈託のない顔をして、曇りない声で言うものだから、不意を突かれ、吹き出してしまった。

 マミはマミで、えへ、ともういちど同じ笑いを湛えてこちらに媚びつつも、どこか、『やってやった』という雰囲気を漂わせている。

「もうっ、笑わせないで。 あんまりふざけてると、本当に終わりにするわよ?」
 
「そんなの、嫌……」

 あざとさ全開のしゅんとした表情と、甘えた声色で身を固め、巴マミは芸を覚えたての犬のごとく、また腰を無限大に振り始めた。

 その変わり身の素早さたるや、まったく、本当に手のかかる彼女である。


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