過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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652:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[saga]
2012/11/02(金) 22:29:16.56 ID:N978lvrAO


 更に時間は飛んで。


 つつがなく食事は終わり、私をマミも蕎麦湯をストレートで啜っている。 塩分過多になり易い和食だ。 そのことは嫌というほど叩き込まれている。

「……さっきの男の子、可愛かったわね」

 不意に呟くマミ。 私は素直に同意できなかった。

「ああやって周りの迷惑を考えずに騒げるのは、少しだけ羨ましいと思うけど……」

 なるべく攻撃的にならぬよう気をつけたつもりだったのだが、マミは私の返答に若干呆れた笑みを浮かべている。

「ほむらさん、まさかやきもちとかやいてない?」

「やいてない。 ……ただ、あの子にあげるのなら、私にもかき揚げを一口あーんして欲しかったわ」

 それってまさしくじゃない、とマミが楽しそうに笑いだした。 否定はできない。 自分でもそう思う。

「今日のほむらさんはなかなか可愛いところを見せてくださる……」

 言い返したくなったが、それを堪え、頬に沸き立った熱が冷めていくのをただ黙って待ち、蕎麦湯を啜る。

「……あの子に食べさせてあげる姿は結構様になってたわね。 私には真似できない、きっと」

 思いついたことをあまり考えずに呟くと、マミは「そんなことない」と、柔らかく微笑んだ。

「ほむらさん、ちょっと思い出話してもいい?」

「……いいわよ」


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