過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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653:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[saga]
2012/11/02(金) 22:31:54.25 ID:N978lvrAO


「高校に入ってできたお友達のことなんだけど……、その子はね、二学期に転校してきて、初めはすっごく大人しかったの」

「ええ」

「席が近かったし、なんとか力になれないか、と思って話しかけてたら、なかなか腹黒い子だってことがわかってきてね……、仲良くなった」

「そう」

「元々の友達も交えて、みんなでお昼を食べるようになって、しばらく経ったある日……」

「……何があったの?」

「『巴さんって、未亡人臭が半端ないね』って言われちゃった。 気軽な感じで」

「それは……」

「そう。 私の事情を知ってる友達はみんな、今のほむらさんみたいな顔をして、気まずそうに黙り込んじゃって」

「でしょうね。 私がその場にいても同じ反応だったと思うわ」

 まあ、その日はそれでおしまいだったんだけど、と付け加え、マミはふふっと笑いを漏らす。

「それからどうなったの?」

「ある日、手紙を貰って校舎裏に呼び出されたんだけど」

「マミと人気のない校舎裏の組み合わせは危険ね」

「もうっ、茶化さないで。 件の彼女が物凄く落ち込んだ顔をして、私のことを待ってたの。 話しかけても、なかなか一言が出ない様子で……」

 大体の想像はついたが、私は何も言わない。 マミにも、思い出の中の友人に対しても失礼だと思ったからだ。


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