過去ログ - まどか「ほむほむ潰し楽しいなあ」ほむほむ「ホビャアアアアアアアアアア!!!!!!」
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852:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)
2011/10/11(火) 23:33:13.07 ID:A8K6EESM0
野生ほむの捕まえ方


まどか「さて、本日は初心者でも簡単に出来る野生ほむほむの捕まえ方を紹介します」
さやか「ほむほむとか簡単に捕まるじゃん、とか考えているそこの君、野生ほむは野良ほむや養殖ほむとは捕獲の何度が一味違うぞ」
まどか「実際に、ハイキング中に手軽な食料としてほむほむを捕まえようとして足を滑らせて遭難してしまうケースや、大した装備もなく野生ほむを捕まえに行って怪我をして帰れなくなるケースなど、年に10人前後が犠牲になっているという統計もあります」
さやか「白まどやりぼほむによる被害などは含まれずにこの数字ですからねー、この番組はそんな不幸な犠牲者を少しでも減らそうというものです、では現場のマミさーん、お願いします」

マミ「はい、レポーターのマミです。 私は今日本有数のほむ種の産地、見滝原山の入り口へと来ています」
マミ「今日はこの辺りでも有名なほむ採り名人、佐倉杏子さんにお越しいただいております」
杏子「よろしくなー」
マミ「よろしくお願いします。 では早速その名人芸を…」
杏子「待ったその前にだ。 そもそも野生のほむ種が捕まえずらい理由って何だと思う?」
マミ「えーと……やはり町や牧場のものよりも高い運動能力でしょうか?」
杏子「あー、やっぱり皆そう思ってるよな。 今日はまずそこの誤解から解いてこう」
マミ「誤解、ですか?」
杏子「ああ、まず野生ほむと野良ほむにはそこまで大きな差は無い。 勿論ほむほむ同士で見れば埋めようの無い差があるけど、人間から見たら同じようなモンだ」
マミ「え、そうなのですか?」
杏子「ああ、そこを知らないで自分はほむ採りの名人だから野生も捕まえられるとか勘違いした自称熟練者の被害が一番多いな」
杏子「論より試し、今からそこらで買って適当に痛めつけたほむほむを放すからアンタ捕まえてみなよ」

傷ほむ「ホムッ?」ビクビク

マミ「え、私がですか?」
杏子「そら、行くぞ」
ほむほむ「ホム-!!」ダレカタスケテ
マミ「と、走りにくい、この……きゃ!?」ズルッ
杏子「おっと」ガシッ
マミ「あ、ありがとうございます」
杏子「と、まあこんな感じでな。 ほむほむの方に注意が向くせいで足元がおろそかになるのが一番多い。 整備されてなく平坦でもない所で駆け出すとか無茶だ」
杏子「この辺りならまだいいが、山中で歩けなくなったり坂を転げ落ちたりとかしたら命に関わるしな」
マミ「なるほど……あ、ほむほむ逃げちゃった」
杏子「コレが理由2だな。 街中や牧場と違い、自然の中であのサイズの生物が隠れる場所はいくらでもある。 茂みに入られただけでお手上げだ」

ほむほむ「ホムッホムッ」ハァハァ,タスカッタ
さやさや「サヤッ?」ア,エサダ
ほむほむ「ホムッ!? ホビャァァァァァァァァァァ!!」

マミ「あ、どこかからほむほむの悲鳴が」
杏子「まあ同じほむ種には関係無いしな。 さやさやかあんあんの仕業だろ」

さやさや「サヤッ」ゲップ
ほむほむ「」ホネカラン

杏子「まあこんな風に野生ほむを捕まえる一番の障害は自然な訳だ、虫取り網とか持ってても初心者にはオススメできないね」
マミ「なるほど…でもよくキャンプ場や山小屋などで野生ほむを捕まえて食べた人の話などを聞きますが……」
杏子「そのどっちも結局は人工物だしな。 キャンプ場は整備されているし人手も多い。 山小屋だとそもそもほむほむが巣を作っていることもある。 むしろそういう話を頼りに山に入る輩が困る」
マミ「ああ、そういえばそうですね。 でもほむほむ一匹捕まえられないなんてショックだなぁ」
杏子「はは、まあだから私がこの番組に出てるわけだしな。 それじゃあ早速方法を紹介していこうか」
マミ「お願いします」

実践編

杏子「さてマミ、さっきまでの話を聞いてほ獲の為に一番重要な事はなんだと思う?」
マミ「え、えーと……場所選び、かしら」
杏子「お、頭いいねぇ。 そう、ほ獲に一番大事なのはまず場所を選ぶ事だ。 隠れる場所と地形が問題なら、それが無い所を選ぶといい……ここだ」
マミ「緩い傾斜の草地で視界も開けていますが、木々や茂みは植わっていますね。 ここはスキー場でしょうか」
杏子「その通り、まあ完璧に条件を満たせる場所なんてそう無いさ。 隠れる場所が多い分には人間は怪我しないが、逆はそうはいかない。 まず自分が無事に出来る方を優先するモンさ」
マミ「なるほど、幾らほむほむを捕まえも遭難してしまっては何にもならないですものね」
杏子「それともう一つ。 これはほ獲テクニックに関する事なんだが…そういう観点から言えばここは最高に近い。 まあそれは後で教えるとして、まずは餌を仕掛けるか」
マミ「あれ、ほむほむの巣は捜さないのですか?」
杏子「まあ巣さえ見つけちゃえば一網打尽なんだが、街中と違い山中の巣はかなり見つけ難いからオススメはしないな。 これは初心者向けの番組なんだろ」
マミ「なるほど、失礼しました……餌はそれ、何ですか?」
杏子「まみまみのチーズをまど酒に浸したものさ、ほむほむどころかあんあんやさやさやだって寄ってくる優れモノ」
杏子「今回は時間の都合もあるのでコレを使うが、基本的には食べ物なら何でもいい。 道に迷って食べものが無い時なんかは、時計や金属のボタン、携帯なんかの光るモノでもオッケーだ」
マミ「その辺は野良ほむとまったく同じですね」
杏子「言ったろ、自然という武器が無きゃヤツらは大差無いって。 さて、五分もすれば寄ってくるだろうから、マミは坂の上のほうの木陰に待機しててくれ」
マミ「わかったわ」
杏子「で、あたしは坂の下のほうで待ち伏せするから、手を振ったら左右に大きく蛇行しながら餌のところに走るんだ。 あんまり速くなくていいから、兎に角迫力を出して、小石くらい投げてもいいぞ」



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