過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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10:×心の内側○体の内側[saga]
2011/09/17(土) 02:31:36.51 ID:Wi8XFkb1o

まどか「……本当のこと、話してくれたんだね」

 ぽつりと、零れるような声が響く。

まどか「謝るのはわたしのほうだよ。そんなほむらちゃんの事情も知らずに、わたし」

さやか「だったらあたしだって……結局契約して、魔女になって、迷惑かけたんだから」

杏子「おいおい、んなこと言ったらアンタらに喧嘩売ってたアタシはどうなるのさ?」

 彼女達の優しさが、ほむらには痛いほどに嬉しい。
 しかしそれらは同時に重たく圧し掛かり、彼女の心をぎりぎりと締め付ける。
 こんなに思ってもらったら、自分は勘違いしてしまいそうになる。

まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「え?」

まどか「ほむらちゃんが良ければなんだけどね。わたし、ほむらちゃんのお話もっと聞きたいなって」

ほむら「……良いけど、でもどうして?」

まどか「わたしjもいっしょに背負いたいの。ほむらちゃんの抱えてる色んなこと、もっともっと分け合いたいの!」

まどか「……だめ、かな?」

 目頭が熱くなるのを感じて、ほむらは俯いた。
 頬が熱い。もしかしたら顔はぐしゃぐしゃになってるかもしれない。
 右肩に手が置かれた。涙を浮かべながら見ると、さやかが優しい表情のまま支えるようにして傍に立っていた。
 杏子も同じようにほむらの左肩に肘を乗せて、肩をすくめながら笑っている。

ほむら「っ……うぅぅ……ううぅぅ……!」

 とうとう堪えきれずに、彼女は大粒の涙を零した。



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