過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/17(土) 02:33:32.13 ID:Wi8XFkb1o

 こちらの心情を見透かしたような言葉に、ステイルは内心の苛立ちを隠さず盛大に舌打ちした。
 何でもお見通しというわけか。
 性質の悪い最大主教を相手にしているような気分だ。

ステイル「確実に倒す必要がある、それだけだ」

バードウェイ『一つだけ言っておこうか。君ではアレは倒せないよ』

 朝一番のニュースを告げるように、軽い調子で少女は告げた。

バードウェイ『君は所詮ルーンの才能があるだけの魔術師だ。ヒーローじゃない。端役か脇役か、エキストラか』

バードウェイ『それがなんだ、不慣れなマギカと行動を共にして勘違いしてしまったのかな。いやぁ滑稽だ。
        あと君は確か“禁書目録”にゾッコンラブだったはずだが。彼氏持ちに片思いは辛いから乗換えか?』

ステイル「……馬鹿を言うな。僕は今でも“あの子”のために生きている」

バードウェイ『ならなぜここでヒーローごっこをして油を売っているのやら。次期最大主教ともなれば敵は多いよ?』

ステイル「今の彼女の護衛なら“あの男”と学園都市で事足りる。だから僕は、僕にしか出来ないことをやるまでだ」

バードウェイ『ほう、気になるな。単なる矮小な魔術師に過ぎない君がどうするというのだ?』

ステイル「……彼女は誰かの幸せを願い、誰かの不幸を悲しみ、誰かのために祈ることが出来る子だ」

バードウェイ『ふむ』



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