過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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(神奈川県)
[saga]
2011/09/17(土) 02:35:05.87 ID:Wi8XFkb1o
バードウェイ『忠告で警告で最後通告、あるいは冥土の土産になるかな』
バードウェイ『とにかく、ローラ=スチュアートとインキュベーターには気を付けることだよ』
ステイル「何故だ?」
バードウェイ『勘だよ。アレイスターと違ってあの女はただの人間だ。だからこそ底が知れないし、薄気味が悪い』
バードウェイ『そしてその女と行動を共にするヤツもまた胡散臭い、それだけだよ。なんなら私が出向いてやろうか?』
ステイル「……残念だけど、君は今回限りの友情出演だよ。さようなら」
バードウェイ『なっ嘘だろうまさかこんな思わせぶりな台詞回しをする私がたかが友情出演止まりなどありえ』
面倒くさくなって、ステイルは携帯電話を畳んだ。さようならバードウェイ、君の出番はもう来ないだろう。
ため息を吐くと、先ほどの言葉を思い出してもう一度ため息を吐いた。
気を付けろと言われても、相手はイギリスのトップと得体の知れない種族だ。こればかりはどうにもならないだろう。
携帯電話を懐に仕舞い込むと、まるでタイミングを見計らったかのように扉の影から神裂が姿を現した。
神裂「五和から様子がおかしいと言われて来てはみましたが。何かあったのですか?」
ステイル「言うなれば、『必殺技』のためのお膳立てをしていたところさ」
神裂「ふむ……それで、彼女達の下へ戻られるのですか?」
ステイル「そんな気分じゃないな。学校は終わったし、人目を憚りながら“作業”の方に精を出すさ」
神裂「そうですか。では私も付き添いましょう」
ステイル「神裂は休んでいろ、ワルプルギスの夜に対する戦力の要は君なんだからね」
神裂「少し程度なら大丈夫ですよ。そうそう異変も起こりえませんしね」
ステイル「だが」
神裂「子供は遠慮しないことです。それに私とあなたの仲ではありませんか」
ステイル「……好きにしろ」
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