過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/17(土) 02:35:33.07 ID:Wi8XFkb1o

――だが、目に見えぬ異変はそれから三十分もしない内に訪れる。

さやか「にしてもステイルのやつったら、勝手に用事でどっか行っちゃうなんてさぁ!」

香焼「あの人は多忙なんすよ。許してあげてください」

杏子「子供が大人の尻拭いすんなよ」

香焼「いやだからほとんど年齢変わんないすからね!?」

五和「あはは、まぁいいじゃないですか」

 和気藹々と話す彼らを尻目に、ほむらはそっとまどかを覗き見た。
 ほむらの話を聞いてからの彼女は、ほんのわずかにだがどこか落ち込んで見えた。
 やはり話すべきではなかったのだろうか、そんな後悔の念が頭を過ぎるが。

まどか「あの、五和さん。魔女を探さなくても大丈夫なんですか?」

 その言葉を聞いて、自分の思い過ごしだったことに気付きかぶりを振る。

五和「大丈夫です。張り巡らせた結界のおかげでこの街のことは大体把握できてますから安心してください!」

 結界というのは、日頃からステイルが行っている作業の一つであるルーンが刻まれたカードの散布によるものだろうか?
 どこか直感的なセンスや素質が優先される魔法と違って、魔術は非常に複雑かつ難解だ。
 ステイルから何度か教わってはいるが、正直言ってほむらにはちんぷんかんぷんなのである。

さやか「でもさ、やっぱあたしたちも協力するべきだよ。魔法少女なんだし」

香焼「いやいや、こういうのは自分らの仕事すから」

杏子「アタシらの仕事だろ。グリーフシードが必要なのはアタシらなんだから」

五和「ちゃんと発見したグリーフシードは提供しますから安心してください」

 その言葉を聞いたさやかの顔に影が過ぎった。

さやか「……魔女を助けることって、出来ないんですか? あたしみたいに、運が良ければ……」



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