過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/23(日) 11:26:58.10 ID:0+JoybrIo

 次の瞬間、ワルプルギスの夜が“撃墜”された地点から今日一番の爆発が巻き起こった。
 何百メートルにもおよびそうな炎の搭がその姿を現し、爆発の余波でいくつかのビルがあっさりと倒壊する。
 通常の魔法少女が保有する火力を大幅に超えたそれが破齎す齎す光景を見ながら、杏子はため息をついた。

杏子「なんかもう……魔法少女っていうか破壊少女っていうか……」

ほむら「気を抜くのはまだよ。これでもアイツは倒せないわ」

杏子「復興に何ヶ月かかるんだか。失業者は何人出るんだ……?」

ほむら「命あってのなんとやら、でしょう。それにむしろ復興作業のために雇用が増えるわ」

杏子「納得いかねぇー!」

ほむら「それより私の記憶……が正しいかどうかはともかく、すぐにアイツの使い魔が現れるはずよ」

杏子「例のじゃれついてくる女の子の使い魔ってヤツ?」

ほむら「そう。私はアイツに決定打を与える準備をしなきゃいけないから……」

ほむら「そいつらの迎撃を“頼める”かしら?」

 フフン、分かってるじゃないか。
 笑みを浮かべると、ほむらに背を向けて槍を手に取り構える。

杏子「任せな。何人たりともアンタにゃ触れさせねーさ」

 後ろでほむらがごそごそと動く気配がする。
 そちらに少しだけ意識を向けながら、杏子は爆炎が立ち込める“爆心地”に目を向けた。
 あの嫌な気配は未だ消える気配を見せない。和らいだ様子もない。

杏子(ステイルたちが来るまでに倒してやるってのは……まぁ無理かな)


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