過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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(神奈川県)
[saga]
2011/10/23(日) 11:31:00.98 ID:0+JoybrIo
――余談だが、この『ライフリング・メルトダウナー』は、学園都市が有する超能力者、その第四位である『原子崩し』を、
純粋な工学技術のみで再現した上で『破壊力』のみを追求した兵装である。
科学サイドと魔術サイドの抗争の際にはこれを装備した『Equ.DarkMatter』がその猛威を振るったのだが。
あくまで余談でしかない。
杏子「なんかアレだよね、このままスタッフロール流れそうな勢いじゃない?」
ほむら「そうね……疲れたわ」
杏子「どこぞの合唱団の歌声がちゃららーって鳴り響いてそう」
等と言っていると、冗談抜きでそんな歌声が聞こえてきた。
ほむらだろうか? なかなか茶目っ気があるのかもしれない。
杏子「アンタ歌上手いじゃん。天使の歌声ってやつ?」
ほむら「そんな気力なんてないわよ……とにかく歌うのは止めてちょうだい」
杏子「は? 歌ってるのはアンタだろうが」
ほむら「……じゃあ誰が歌っているのよ?」
ぞくり、と。
背中に冷たい物を感じて杏子は槍を手に取った。
ほむらも同じように大口径の拳銃を構え、注意深く周囲を観察している。
そうしている間にも歌声はますます大きくなる。
その歌声の響きたるや、まさしく天使の歌声と言い表すべきか。
しかしそれは詩を謳い上げるようにゆるやかで、一定のリズムを刻んでいる。
ただし杏子にはその歌の、肝心の内容がまったく聞き取れていなかった。
否、聞き取れていなかったと言うのは正確ではない。
彼女の聴力は魔力によって研ぎ澄まされていたし、彼女の父からの教えで語学にもある程度精通していた。
簡単な英語や独語の歌ならばゆっくりめでも聞き取り、理解することが出来る。
ここで問題なのは、その内容が『人間の語る言語』ではなかったことだ。
杏子「なぁほむら」
ほむら「なに?」
杏子「これってさ」
杏子「ノイズ?」
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