過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/19(土) 02:52:29.84 ID:2iLlp6O8o

 あれほど猛威を振るっていたワルプルギスの夜が、成す術もなく地に沈んでいく。

 最強の魔女の末路は、あまりにもお粗末な最期だった。

神裂「……これで終わりでしょうか?」

シェリー「完全に身体が真っ二つになってるんだもの、これ以上は動きようがないわ」

神裂「ですがワルプルギスの夜はまだ本気を出していないのでは? 位置も逆さのままですし……」

シェリー「情報に誤りがあったんじゃないかしら。もし仮に手の内を隠していても、これではね」

 ワルプルギスの夜の死骸に背を向けると、シェリーは苛立たしげに頭を掻いた。

シェリー「今はそれよりもソウルジェムだ。さっさとイギリスに戻って、王室にある資料を下に打開策を見つけねぇと」

ステイル「仕事熱心だね……僕はそうだな、あの狐狩りにでも行くか」

 ローラ=スチュアートの行方が分からなくなったことは、既にカブン=コンパス経由で掴んでいる。
 イギリス清教を牛耳っていた彼女のことを考えれば、その身柄を確保しておくに越したことはないだろう

神裂「その前に他の方々の救出や被害状況の確認が先でしょう」

ステイル「……そういえばそうだったね。君の部下がヘマをやらかしてる可能性も危惧しないと」

神裂「その点については大丈夫です。彼らは今回の一件を通してより逞しくなりましたよ」

シェリー「へぇ、あなたが自慢するだなんて珍しいわね」

神裂「『後方のアックア』の時もそうでしたが、改めて痛感しました」

 そう言って微笑んだ神裂は、ワルプルギスの夜の死骸に背を向けると、何かを思い出したように口を開いた。



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