過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/21(月) 01:20:46.56 ID:T5W1IwwWo

――しかし、時間はほむらのことなど待ってはくれない。状況はほむらの都合などお構い無しに揺れ動く。

 すぐそばに人の気配を感じたほむらは、ほとんど自動的に顔を上げていた。
 それは繰り返した時間の中で身につけた能力であり、ほとんど反射的なものだった。

 顔を上げたほむらは、涙でかすむ視界の向こうに二人組みの少女を捉えた。

 片方は白い衣装を身に纏い、大きな帽子をかぶった少女。
 もう片方は黒い衣装に黒い眼帯をした、ボーイッシュな少女だった。

 二人の姿を正しく認識したほむらの思考に、疑問と共に恐怖が浮かび上がっていく。

ほむら「どうして、あなたたちが……」

 ほむらの言葉を受けて、白い方の少女――美国織莉子が、満面の笑みを浮かべながら口を開いた。

織莉子「その様子だと、佐倉杏子は救えなかったみたいね。数多の世界を乗り越えし、背徳の時間遡行者……」

織る莉子「暁美ほむら」

 織莉子に続いて、黒い方の少女――呉キリカも口を開く。

キリカ「だいぶ警戒されてるみたいだね。この分だと助ける振りしてザクッ! は無理かな」

織莉子「どちらにしても、やることに変わりはないわ……さっそくで申し訳ないのだけど」



織莉子「この世界のために、死んでもらえるかしら?」



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