過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/26(月) 22:38:35.61 ID:2kYXaSMso

QB「とはいえこれはあくまで動機だ。じゃあ肝心の願いは何かと推測してみたんだけど……こちらはもうほとんど確定だね」

まどか「――!」

 キュゥべぇの言葉に思わずぎょっとして、わたしは彼の目を覗き見た。
 その目はどんな感情も宿してなくて、その赤さに反比例するようにとても冷たくわたしには感じられた。
 私と彼の間に広がる距離を無視して、彼はわたしの心に直接語りかける

QB「この場所に君が訪れたことが何よりの証左さ」


QB「……君は、マミを、生き返らせたかったんだろう?」


まどか「……」

QB「もちろんそれだけで契約するほど君は愚かじゃない。恐らくは打算めいた物もあったんだろうね
   奇跡を見てしまったために、内心で『魔術師ならなんとかしてくれる』なんて希望を抱いていたんじゃないかな
   ノーリスクかつハイリターンの選択肢が目の前に転がっていたら、誰だってそれを選びたくなるのは当然だからね」

 何も言えずに、わたしは俯いた。

QB「僕としても、そんな状態の君なら容易に契約出来るだろうと考えていたんだけど……
   君は時間遡行者である暁美ほむらの正体を知ってしまったみたいだね。
   知ってしまった以上、たとえ奇跡が起こる可能性があろうともう魔法少女になることは出来ない」

QB「彼女を裏切ることになってしまうから――かな」

 キュゥべぇの言うことは正しい。
 実はさやかちゃんが戻ってきてから、わたしは何度かキュゥべぇのことを探したことがある。
 動機は先ほどキュゥべぇが述べたこととほとんど同じ。叶えてもらう願いも。
 ほむらちゃんの話を聞くまで、わたしはマミさんのことを諦めていなかった。
 それがどんなにずるくて、卑怯なことなのかは分かってるつもりだった。
 でも……

QB「さっき、君がここを訪れる確率が高いって言ったよね?
   あれは君がマミへの思いを断ち切るためにここに訪れるだろうと推測してのことなのさ」

QB「君のために、いくつもの屍(せかい)を越えて来た暁美ほむらの願いを、君は叶えてあげたいと思うだろうからね」

 ほむらちゃんが背負い込んできたものを、分かち合った今だから分かる。
 わたしがどんなに愚かで、彼女に重荷を押し付けてきたのかが。



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