過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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407:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/25(金) 02:51:29.78 ID:xFXW5Mu2o

ルチア「くうぅっ!?」

――ルチアの身体が不自然に痙攣し、彼女の身体の近くで光が瞬いた。

まどか「え? なに? え?」

 驚き困惑しながらも、まどかはルチアの背後に一人の少女を見つけた。
 短い髪に、ゴツいゴーグル。頭から漏れ出す静電気の塊。
 御坂美琴クローン、あるいは妹達の一人のミサカだ。

ミサカ「なにやら怪しい集団がいると聞いて駆けつけてみれば……はてさて、なにがなにやら」

ミサカ「とりあえず無理な勧誘行為はマナー違反かと思われますが、とミサカは胡散臭い修道女を睨みつけます」

まどか「うーん、なにか違う気がするんだけど……」

 なんと説明すべきか戸惑うまどかに対し、彼女は黙ったまま親指で背後の出口を指し示した。
 事情は分からないが、とりあえず行け。彼女の表情がそう語っている。
 まともに会話したことのないミサカに頭を下げながら、まどかは再び駆け出した。

ルチア「っ! お待ちなさい! あなたはご自分の立場を理解なさってください!」

ミサカ「それはあなたの方かと思われますが、とミサカは容赦なく電撃を浴びせかけます」 ビリィッ!!

ルチア「きゃっ!? ああもう、これだから薄汚い異教徒の猿はッ!!」

アンジェレネ「あわわわ!? し、シスタールチア、それは負けフラグです! どうか落ち着いてください!」

ルチア「これが落ち着いていられますか!」

ミサカ「あれ、もしかしてこいつら実はちょろくね、とミサカは心の中で呟きます」

ルチア「心の中で呟いてないでしょうが!!」

 背中越しに聞こえる怒号を聞きながら、まどかは心の中で二人に向かって謝罪すると倉庫を飛び出した。



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