過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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412:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/25(金) 02:55:27.39 ID:xFXW5Mu2o

QB「複雑だね。どうして人間はああも非効率的な思考しか出来ないのかな」

まどか「もう……それが人間なんだよ、キュゥべぇ」

 苦笑を浮かべながら、まどかは壁に横穴が穿たれた場所まで辿り着いた。
 風と少しばかりの雨粒が混じったものが進入し、床一面が茶色く濁っている。
 その中に赤い鮮血を見つけて、まどかは表情を暗くした。

まどか「……どうして誰も来ないの?」

QB「魔術師が張った結界が強く効いているせいだね。志筑仁美が発見されたのは不幸中の幸いかな」

まどか「そっか……うん、それじゃあ行こう、キュゥべぇ」

 キュゥべぇを肩に乗せると、まどかはため息を吐いた。
 やっていることだけを取り出してみると、魔法少女とその使い魔が人助けに行く――といった具合だ。
 まるで朝方にやっている魔法少女のアニメだ。

 しかし現実は甘くない。
 まどかは世界を滅ぼす可能性を秘めたただの少女で、
 キュゥべぇは宇宙の貯めに人間を食い物にするエイリアンである。

まどか「……理想と現実は違うね、キュゥべぇ」

QB「それが人生というものじゃないのかい?」

まどか「ふふっ、そうかも……?」

 キュゥべぇから目を離すと、まどかは再び外へ目をやる。
 そして驚きの表情を浮かべて、全身を凍りつかせた。

まどか「……ママ!?」



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