過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/26(月) 22:47:15.14 ID:2kYXaSMso

 そして二人は互いの顔を見つめあい、静寂が訪れ――た、と思いきや。
 大きな物音が部屋の外から聞こえてきて、二人はびくっと肩を震わせた。
 同時に開け放たれたままの入り口に目をやる。
 次の瞬間、青い髪をぶわっとなびかせてさやかが飛び込んできた。

さやか「や、やっと追いついたぁ〜! ほむら、あんたねぇ……はえ?」

 さやかはざっと部屋を見渡して、これでもかというほどに固まった。
 彼女の視線の先には二人……間近でほむらの肩に手を乗せたまどかと、自分の襟元を握り締めるほむらの姿がある。
 窓から差す赤い夕日と相まって、非常に複雑な誤解を抱かれかねないようなそんなアレだ。

さやか「……」

まどか「……」

ほむら「取り込み中よ」

まどか「ほむらちゃん!?」

さやか「し、失礼しましたー……ってんなわけあるかい!」

ほむら「ベタなツッコミね」

 ほむらの鋭い指摘を受けてさやかががっくりと肩を落とす。
 だが彼女はめげることなく胸を張ると、ふたたび部屋の隅々に視線を送った。

さやか「急いで駆けつけたはいいけど、あんまし意味なかったみたいだね」

まどか「ごめんね、迷惑掛けちゃって。なんでもないの」

さやか「別に良いって。それに……来た来た。やっほー、杏子にステイルー」

 彼女の声に続くように、赤い髪の男女、もとい杏子とステイルが部屋に入ってきた。
 杏子はそれ見たことかと言わんばかりに誇らしげな顔をして。
 ステイルは息を荒げて肩を20cmほど上下させている。



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