過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:18:24.34 ID:NBEw0/VLo

 清教派経由の情報を受けて魔法少女の救助と魔女の討伐に乗り出し、
 協力してくれる魔法少女へのグリーフシードの無償提供という形で成果を成してはいる。
 成してはいるが、それ以上のことは何一つ出来ていない。

 清教派一頭体制の果てにあるのはイギリス清教の自滅でありイギリスの崩壊だ。
 魔術サイドの頂点として君臨する組織と国家の消失は、ふたたび魔術と科学の間に混乱を齎す。

 その途中でイギリスの民がどれだけ苦を強いられることか。
 苦い思いで唇を噛み締めると、キャーリサは自身が腰を下ろす椅子に視線を送った。

 起死回生の手札はある。

 ローラ=スチュアートの指揮権を剥奪し、
 最大主教としての座から退けることが出来た今ならば。
 魔法少女をこちらの力だけで救い出し、権威を示すことが出来る
 この機に乗じて三派閥のバランスを元に戻すことも不可能ではない。

 キャーリサが魔法少女に関して必死になっているのはそういった意図も含まれていたからだ。
 綺麗事だけではどうにもならない現実があることを彼女は知っている。

(だけど予想以上に問題がややこしすぎるの。こちらの遥か先をゆく異星人をどーやって出し抜けと?)

(この分だとソウルジェムを元の形に戻すだけで一年、下手したら三年はかかりかねないし)

(どうにかして騎士派と王室派の力でなんとかせねばならんというに……)



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