過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/01(土) 02:51:46.58 ID:CwBGnqAWo

金曜日。

 ステイル=マグヌスの朝はとりわけ早くもなく遅くもない。

神裂「おはようございます」

ステイル「ああ、おはよう」

 我が物顔で居座りほうじ茶をすする神裂の脇を通り抜け、冷蔵庫に向かう。
 そして冷蔵庫からアイスティーを取り出して、彼はコップに注ぐと口をつけた。
 だんだんと頭が覚醒してくる。

ステイル「……今週の土曜は休みだったね」

神裂「学校があろうとなかろうと、ワルプルギスの夜対策でくつろぐ時間はありませんがね」

ステイル「そりゃそうだ……さて、着替えてこようかな」

神裂「身支度を済ませたら佐倉杏子に声を掛けてあげてください。朝食は三人一緒に、ですよ」

ステイル「ああ、任されたよ」

 適当に返事をすると彼は部屋まで戻り、ハンガーに吊るされた法衣に手をかけた。
 この法衣も結構な年季の入った物だ。端やらなにやらは焦げているし、ところどころ擦り切れている。
 生地自体にルーンを刻み込んであるため、代わりを用意するのに一手間かかるので無視してきた。
 しかしこの分だとそう長くは持たないだろう。戦えるのは二度か三度――

 否。新品だろうがなんだろうが、どうせ次の戦いを終えた頃には心身ともにズタボロになっているはずだ。
 今法衣の具合を確かめて、無駄に時間を浪費するのは得策ではないと判断する。

ステイル(いずれにせよ、今抱えている案件が片付いたらイギリス清教に新しい物を発注してもらうとしよう)


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