過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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689:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:39:29.21 ID:ccjk56WPo

 あんな別れ方をしておきながら、こうするしか方法が無かったと諦めて。
 それで情けなく彼女に慰めてもらうしかないのか。

(違う、何かあるはず。これを私に届けたローラ=スチュアートの真意は何? 考えなさい――!)
以下略



690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:40:32.12 ID:ccjk56WPo





以下略



691:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:41:00.43 ID:ccjk56WPo

「そうだね、ローラ=スチュアート。君の出した答えは、僕らが出したそれとほぼ一致するよ」

 ふたたび訪れた沈黙を破ったのは、白の獣だった。

以下略



692:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:42:20.32 ID:ccjk56WPo

 契約を取り結ぶ獣は一度天を仰ぐと、ややあってから残念そうに首を横に振った。

「残念だけど、神裂火織はさすがに年齢がね……」

以下略



693:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:42:50.51 ID:ccjk56WPo

「出てきなさい、インキュベーター」

 自分に残された僅かな魔力を使ってどのように撤退戦をしようか思案していたステイルは、
 この最悪な状況に反してどこか明るい、ほむらの声を聴いた。
以下略



694:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:43:47.00 ID:ccjk56WPo

「まず一つ目の質問だけど……ワルプルギスの夜がああまでしつこいのは、私の願いのせい?」

「確証は無いけど、僕らはそうだと考えているよ」

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695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:44:21.74 ID:ccjk56WPo

「あなたは……『キュゥべぇ』よね?」

「そうだね。僕らインキュベーターのことを、君達人類は『キュゥべぇ』と呼んでいるね」

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696:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:45:52.93 ID:ccjk56WPo


「キュゥべぇ。私と契約して、私を魔法少女にしなさい」


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697:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:47:42.12 ID:ccjk56WPo

 ほむらは一度肩を上下させた。

 得意気な表情はそのままだ。何一つ変わらない。

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698:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:49:43.21 ID:ccjk56WPo

 ――キュゥべぇが頷いたのを、ほむらは確かに見た。

「教えてごらん、ほむら。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」

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699:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/11(土) 03:57:38.81 ID:ccjk56WPo

「さーて、これでこちらの手札は仕舞いになりけるわ。この華麗な手さばき、いかようなりて?」

 ローラの問いかけに、キュゥべぇは仕方なさそうに首を横に振った。
 感情など持ち合わせていないはずなのに、どこか疲れの色が見えるのは、果たして気のせいだろうか。
以下略



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