26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/18(日) 18:33:57.59 ID:T7hNF3vl0
「はんっ!」
初老の男が隣で鼻を鳴らす。
「そんなの犯人に直接聞かなきゃ分かんねえよ。直接聞いても
分かんねえかもしんねえけどな」
「…………」
確かに、と若い刑事は無言のまま頷く。
もしこれが人の手によって行われたのならば、何故このような行動を
起こしたのかは犯人以外知り得ない。
けれど――――
「そんなのは、どんな事件でも同じ事だけど、ね」
「なんか言ったかあ?」
「いえ、なにも」
若い刑事はさっさと歩く初老の男に半歩遅れでついて行く。
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