93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2011/10/07(金) 14:52:15.45 ID:bfMr1L6s0
禁書「わかったんだよ短髪。かくかくしかじか」
美琴「ふーん、あんたも魔術をかけられて毎年殺されてたようなもんね。全く魔術師はろくでもないことしかしないのね」
美琴「ちょっと待ってよ。魔術を使えないあんたが、他人に操られると使えるようになるってのに引っかかるわね」
禁書「どういう意味かな?」
美琴「だから、あんたが最初に記憶を消される前は魔術が使えたんじゃないか、って事よ」
禁書「さっぱり解らないかも。実際に今は使えないし」
美琴「だからね、魔術を使える魔術師のあんたにそんな沢山の魔道書とやらを覚えさせたらどうなると思う?」
禁書「わたしは世界の摂理を全て曲げる事のできる魔人になっちゃうんだよ」
美琴「それでは困るあんたの保護者の協会が、まずはあんたに魔術を遠隔操作でしか発揮できない魔術をかける。
そうしておいてから記憶を消して首輪をつける。それから魔道書を覚えさせるようにした、って考えるのが自然ね」
禁書「でも、やっぱりわたしは魔術は使えないんだよ」
美琴「あんた、魔術の掛けられた場所はわかるって言ってたでしょ。自分に他に魔術が掛けられてないかわからない?」
禁書「探した事がないからわからないけど、今は首輪も取れてるから調べればわかるかも」
美琴「まぁ、ここんとこ当麻があんたの身体をべたべた右手で触りまくってたから、可能性は薄いかもしれないけどね」
禁書「あ!あったあった!あったんだよ!」
美琴「え?どこに??」
禁書「えーっと……いんぶ、って言えばいいのかな、その中の奥の方に魔法陣が書いてあるんだよ」
美琴「えっ?中ってさんざん当麻に弄ばれてたんじゃないの?」
禁書「とうまはわたしにはいきなり突っ込んできてたから、右手は中には入ってないんだよ」
美琴「ふーん。じゃ、今夜入れてもらいなさいよ。あんたも強くなって当麻を守りたいでしょ?」
禁書「もちろんかも!」
美琴「じゃ、共闘しましょ。これからは当麻を守る仲間ね」
禁書「おー!なんだよ」
美琴「それにしても、シスターの禁忌の場所にそんなもん描くなんて、よっぽど見つけて欲しくなかったみたいね」
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