過去ログ - 唯「ポケットモンスターアズサ!!」
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576:SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)[saga]
2012/01/01(日) 05:49:14.83 ID:ApRKAQ0f0
梓「ゆい先輩!」

ゆい「うう……諦めるもんか……」

アズサ「ゆ、ゆい先輩……」

ゆいちゃんは何度も、カイリュー達に向かっていきますが、そのたびに、地面に叩きつけられます。

ゆい「ぶはっ……」

アズサ「も、もう無理ですよ……」

ゆい「アズニャン。覚えておいて。諦めたらね、私の大切なトレーナである、あずにゃんが危険な目にあっちゃうんだよ。だから……」

ゆいちゃんの体にオーラが発生します。

ゆい「だから、私は最後まで、諦めない!!」

ワタル「ほう……そのアズサの母親と戦った時と同じ眼をしているな」

アズサ「同じ眼……ま、まさか!?」

ワタル「そうだ。お前の母親を倒したのは私だ」

曽我部「もっとも、あなたももうすぐ、同じ場所に行くんだけどね」

アズサ「……ふにゃあああああああああああああ」

唯「あ、あずにゃん!」

アズニャンの周りには黒いオーラが発生します。

アズサ「ヤッテヤルデス!」

唯「だ、駄目だ! そ、そんなこと……しちゃ駄目だよ!」

アズサ「ふにゃああああああ」

母アズサ『それから優しさを忘れないでね』

突然、アズニャンのギターからそんな声が聞こえました。

唯「い、今のは……」

梓「あの、ギターから……」

アズサ「お……お母さん……」

むったん「君のお母さんはそんな力で……君に復習をしてほしいなんて思ってないよ」

ゆい「そうだよ……」

ゆいちゃんはにっこりと笑って、アズニャンに話しかけます。

ゆい「アズニャンの気持ちも分かるけどね。でも、このままじゃ、アズニャンは唯ちゃんを傷つけちゃうよ? それでもいいの?」

アズサ「……いやです!」

ゆい「くす。そうだね。私もやだよ。だから、戦うの」

アズサ「?」

ゆい「私が戦う理由はね。大好きな人がね、私が勝つと笑顔になってくれるからだよ」

梓「……」

ゆい「そしてね。その人を傷つけようとする人たちから守るために……強くなるんだよ」

ゆいちゃんの体がスー○ーサイヤ人のように輝きだします。

アズサ「……すごい」

ゆい「アズニャンも守りたい?」

アズサ「……私は」




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