過去ログ - 唯「ポケットモンスターアズサ!!」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/01(土) 06:27:37.54 ID:tM/ToTje0
唯「はあ……はあ……どうにか逃げられたね」
ニャース「はあ……はあ……そうだにゃ」
アズサ「……」
唯「どうしたの、アズニャン」
アズサ「……私の故郷、無くなってしまいました」
唯「……」
アズサ「せっかく、唯先輩を私の故郷に案内したかったのに……お母さんにも紹介したかったのに」
唯「……アズニャン、ぎゅう〜」
アズサ「にゃっ!?」
私はアズニャンを思い切り、抱きしめます。
アズサ「何をするんですか!」
唯「1つだけ、約束して、アズニャン」
アズサ「何です?」
唯「絶対に人間を恨まないで」
アズサ「……」
唯「たしかにあの人は……達かもしれない。それは許されないことをしたかもしれない。私も許せないよ。だけど……そんな人達ばっかりじゃないからね、人間は。私の事とかも嫌いになってほしくないし。だから……ね?」
正直な話をすれば、なんて酷なことを言ってるんだろうね、私は。……でもね。アズニャンには何かを恨んで生きていってほしくないんだよね。
アズサ「……分かったです。私も唯先輩を恨みたくありませんし」
唯「アズニャンはいい子だね。ナデナデ」
アズサ「ふにゃ〜」
唯「それでね、アズニャンに一つ提案があるんだけどいいかな?」
アズサ「何ですか?」
唯「この旅が終わったらさ。アズニャン・アイランドを創ろうよ!」
アズサ「どういうことですか?」
唯「だからさ。アズニャンの故郷に戻ってさ。いろいろなポケモン達を集めてさ。新しいアズニャン・アイランドを創るんだよ!そして、その島ではアズニャンが村長さんになるとか、ニャー太が大臣になるとか!もちろん、私も協力するし!」
ニャース「どうして、おいらが……」
唯「嫌なの?」
ニャース「嫌とは言ってないにゃ」
唯「むふふ」
ニャース「嫌な笑いにゃ」
アズサ「……」
唯「どうかな、アズニャン」
アズサ「……名案ですね、唯先輩!」
唯「そうかな?でへへ」
アズサ「私は村長さんっていう器じゃないので、あの大きいアズサに頼むです」
唯「そうだね。もう、こうなったら、皆も巻き込もう!」
アズサ「今から、楽しみです。きっと、きっと、楽しい島にしましょうね、唯先輩!」
私はアズニャンの目から涙がこぼれているの見ましたが……。
唯「私に任せなさい。フンス」
と、見なかったことにして力強く返しました。
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