過去ログ - ほむら「体が縮んだわ…」まどか「じゃあ代わりにわたしが頑張るね!」 その2
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2011/09/22(木) 21:56:58.94 ID:3JxX8uwh0
まどか「わた…し…?」
QB「そうさ、まどか。君はこれまで変身を重ねてきた。そしてその影響で君の魂は暁美ほむらのソウルジェムに同化しつつあった。
君はもう普通の人間じゃなかった。僕が手を加えずとも魂はソウルジェム化しつつあり、普通と呼べる状態からはかけ離れていたんだ。
そんな状態の魂をソウルジェムに変えたのが、原因なんだろうね。僕にも予想できなかった不具合が発生したんだ」
まどか「不具合…? 不具合って…どういうこと?」
QB「君の魂は確かにソウルジェムになった。でも既に魂の大部分がソウルジェム化していて、本来の機能が発揮できなかったんだよ。
魔法少女の能力は因果の量で決まる。でも、君はその因果の量を能力に変えることができないんだよ、まどか」
まどか「…!」
QB「今の君は、いわば取り出し口のないタンクのようなものさ。どんなに大きなエネルギーを秘めていてもそれを開放することができない。
全く、とんだ宝の持ち腐れさ。君にとっても僕にとってもね」
まどか「そ…ん…な…」
QB「まどか、君は確かに強力な魔法少女だ。おそらく、因果の量の一部を得ているのだろう。その能力は十分驚嘆に値するものだよ」
まどか「…」
QB「でも、残念ながら君の願いを叶えるほどの力は無かったみたいだ。今の君に、君の望む奇跡を起こせる力はないんだよ」
まどか「…」
QB「僕としても残念だよ。予定なら、君が魔法少女になり魔女になることで、エネルギー回収のノルマを達成できるはずだったんだけどね。
この分だと、魔女になっても得られるエネルギーは大幅に少なくなりそうだ。この星の少女からエネルギーを得ないといけないのは、当分変わらないみたいだね」
まどか「…」
QB「まどか? 聞いているのかい、まどか?」
まどか「…」
QB「ああ、ソウルジェムが濁り始めたようだね」
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