過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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883:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[saga sage]
2012/03/17(土) 23:54:02.93 ID:JzYzKGjzo
池面「これからどうすればいいんだ……」

別に、暮らしに関して言えば、母親が少しばかり送ってくれる仕送りがあるのだが。

できれば、あまり使いたくない。

というか、使わずに今でも残している。

大学の授業料を払ってもらっているだけでも、感謝してもしきれないから。

池面「……あれ?」

気がつけば。

俺はまた、空き地に来ていた。

池面「……」

別に、期待はしていない。

だけど、もしかしたら。

いるかもしれない。

昨日、ここで出会い、日が暮れるまで遊んだ童女が。

池面「童ちゃーん?」

土管の中を覗くと、向こうの風景が見えた。

何もない、誰もいない。

池面「いない、か」

「誰を探しているかわからないが、君の探しているのがもしも私なのであれば、それはそれはまた大きな探し物だな、いや、探し者か?」

後ろからの声に振り向くと。

童「池面氏、昨日ぶりだな。今日は昨日よりも機嫌の悪い顔をしているな。どれ、土管の上で話を聞いてやろう。土管は私たちの語り場だ。もはや憩いの場といっていい」

いつも通り、口数の多い童ちゃんがそこにいた。


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