過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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913:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2012/04/26(木) 02:57:12.90 ID:30nBpkIdo
彼女は無心で下を向いて、唇をすこし尖らせているように見える。

池面「やあ、童ちゃん」

童「私は小さな体をしているが、心は大きく、広く生きていきたいと思っている。しかし、今のこの気持ちは私の体では受け止められないほどに大きなダメージを伴っているようだ」

池面「どうかしたの? なにか嫌なことでも?」

童「いや、私のことは気にしないで欲しい。自分のただのわがままだとわかっているのだが、自分勝手なことで人を傷つけたくない。それはある意味暴力に値する」

池面「って言っても、いつもの童ちゃんじゃないよ。俺にできることがあったら、なんでも聞いてよ」

童「では……さ、さっきの女の人は、誰だ? 別にそれ以上の言及をするつもりもないし、毛頭その人となにか因縁があるわけでもない。素直に率直に答えてくれれば良いのだが」

池面「……ああ、会長のことか。あの人は高校の頃の友人で、生徒会長をやってた人なんだ」

童「どうやら君は、彼女に好意を抱いていたような気がする。顔がいつもと違っていたし、体が強ばっていた。私は愛だの恋だのには疎いが、君の異常くらいはすぐに察することができた」

池面「う……鋭いね、童ちゃん」

こういうところが、会長と似ているのかもしれない。

人の動きを見て、気持ちを察知したり、スラスラと話をしたり。

池面「君に言うことでもないと思うけれど、彼女は俺の初恋の人なんだ」

童「初恋……か。女性恐怖症だった君でも初恋があったのは驚きだったが、この言い草は少々棘があるので、先に詫びを入れておこう」

池面「恐怖症を治してくれた人なんだよね、会長は」


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