過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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930:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2012/04/26(木) 03:17:29.37 ID:30nBpkIdo
彼女がその言葉を本気で取っていたとは思っても見なかったし。

第一、童ちゃんが大きくなるなんて、想像、いや、ありえないと思っていた。

童「……」

童ちゃんは黙って、体を小刻みに震わせていた。

どうやら、とてもテンションを落としてしまったらしい。

柔らかそうな気色の良い唇も、なんだか元気なくつぐんでいる。

なんだか、俺も決まりが悪くなって、空き地を隅々まで見る。

池面「……ん?」

池面「……ねえ、童ちゃん」

童「な、なんだ池面氏。私の顔になにかついていたのか。それとも、今の間になにか私は変な挙動でもしただろうか」

池面「いや、なんかその……この空き地、大分変わってない?」

童「む?」

生い茂っていた雑草が、一本残らずなくなっている。

土管もなんだか……ひび割れてる!?

池面「ちょ、童ちゃん! この土管、危ない!」

大きくなった童ちゃんの手を取って、土管から離れた。

俺達が離れたと同時に、土管が音を立てて崩れた。

池面「う、嘘だろ?」


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