過去ログ - QB「魔法少女になってよ」らんま「てめー、ぶん殴られてーか?」
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らんまマギカ3話6
◆awWwWwwWGE
[sage]
2011/09/25(日) 15:53:23.63 ID:sF5yimZr0
結界の中では、マミが先頭になり、良牙を最後尾にして進んだ。
前から来た使い魔はマミが、後ろから来る分は良牙が片っ端から倒していく。
「すごい…」
「素手で倒せるんですか、あれ?」
ただただ感心しため息をもらすまどかと、もしかしたら自分にも倒せるんじゃないかと言いたげなさやか。
二人は対照的な反応をしていた。
「普通は無理よ。良牙さんが異常に強いだけだから。」
マミはまどかやさやかに無茶をさせないためにもきっぱりそう答えた。
「いや、俺なんかまだまだ。」
しかし良牙は強さをほめられてうれしそうな様子を隠しきれていない。
単純な良牙を見て、マミは思わず小さく笑った。
「さあ、もうすぐ結界の最深部よ。」
そう言ってマミが扉を開けると、その先には巨大な化け物が座っていた。
緑色の、何かがどろどろに溶けたような頭。
ステンドグラスのような光沢を持つ蝶の羽。
黄色い、頭と同じく何かが溶けたような胴体。
そして、三本の人型の脚は正座しているように折りたたまれている。
「う…グロい。」
「あ、あんなのと戦うんですか?」
「確かに気持ち悪いな、あれは。」
さやかとまどかのみならず、良牙まで同じような感想をもらす。
「大丈夫、下がってて。良牙さんはこの子達をお願いしますね。」
それだけ言うと、マミは前に進み、魔女と対峙した。
(さて、俺もマミちゃんの戦いぶりをみさせてもらうか。)
良牙は今までなんだかんだできちんとマミの戦いを見たことが無い。
マミが実際どの程度やるのか、それを知るには良牙にとってもいい機会だった。
さっそく、マミはマスケット銃を大量に召喚し、魔女に向かって乱れ撃つ。
だが魔女はその羽ですばやく飛び退き、銃弾をかわした。
「ちょ! マミさぁん、当たってないじゃないですか!」
さやかが叫ぶ。
「いや…もともと狙ってねーな、あれは。」
しかし良牙は冷静にマミの動きを見ていた。
「狙ってないって、それじゃ一体?」
まどかの問いに、マミの戦い方を知らない良牙は答えられない。
そうしている間にも、マミは魔女の触手に胴をつかまれ、思い切り壁にたたきつけられた。
だがマミはもがきもせずに、捕まったまま銃を撃ち続ける。
(なんだ? この戦い方は?)
良牙はマミの戦いに違和感をもった。
マミに何か狙いがあるのは分かる。
しかし捕まったままで、逃がれようともせずに戦うのはどういうことか。
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